世界三大料理とわたくし
世界三大料理というものがある。
聡明なる読者諸兄は既に御存知の事と思うが、説がふたつある。
中華料理とトルコ料理は必ずどちらの説にも含まれるらしい。これは当然であろう。
かつてのオスマン・トルコ大帝国の影響で、例えばオーストリア料理なんざトルコ料理クリソツらしい。筆者はオーストリアには行ったこともねえが、行ったトルコ人に聞くとそう言っている。
三番目になに料理を入れるかで説が分かれるのだそうな。フランス(かえる)料理かイタリア(ギトギト)料理で説が分かれるらしい。どっちでもいいけどね。
さて、これまで執拗にかえる料理排撃を唱えてきた筆者であるが、実はギトギト料理もあまり好きではない。
筆者は食材の好き嫌いは皆無なので、出されりゃ食うが、自分では絶対行かん!今はね。
かつて、バブル華やかりし頃のコじゃれたイタリア料理屋なんてえのは、最低であった。
ペッペッ!!でございます。
“店員生意気/高い/予約取れず”の三重苦である。
かくいう筆者も、その昔バブルに踊らされ、六本木・広尾・恵比寿あたりの“有名コじゃれたイタリア料理店”に、
下心マル出しでねえちゃん連れて出没したものの、見事に飯だけ食い倒された数多の苦過ぎる経験を有するのである。
当時「東京いい店やれる店 」というナメた題名の料理店ガイドブックがあり、そのクソ本に従って“有名コじゃれたイタリア料理店”行き倒し、挙句の果てにすべて玉砕である。
余談だが、筆者がアメリカンエキスプレスカードを持つようになったのも、この手の店に行く為である。大反省!