折檻とわたくし
筆者が英国航空の非情なストライキにもめげず、必死の思いで帰国したのは当然靖国神社に詣でる為である。軍人の鏡である。
かかる筆者の崇高なる志に反する国賊が筆者の身近にいたので、この場を借りて糾弾せねばなるまい。
既に察しのいい読者の脳裏には一匹の姑息なおかまのボケツラが浮かんだ事と思うが、それは大正解である。
筆者が飛行時間11時間をものともせずになんとか帰国しようとしている様子を薄ら笑いすら浮かべながら眺めていたトルかまは、信じ難い事に;
一. 筆者がなんとか日本航空便でロンドンを出発した夜、ロンドンの愛人 (通称:ロンドン急須)及びその友人とともに寿司を食っていた。 近日中に筆者宛に請求書が届くと思われる。 当然のように金曜日にロンドン急須と同伴出勤している。
二. 会議は木曜日には終わり、なんの用もなかったにも係らず、週末をロン ドンで過ごしたのみならず、月曜日にイスタンブールで会議があったに も係らず、月曜日の夕方帰国した。
三. ロンドン急須が次回イスタンブールに遊びに行く際の航空券をマイレ ージを使って手配してやる事を約束した。
四. 筆者の財布から50ポンド抜いた。
以上信頼できる筋より得ている情報である。
確かに筆者の財布の残高が50ポンド減っている。
この悪魔に制裁を加える為の新手の折檻をあれこれ考える今日この頃である。