昨夜のアテクシ(番外編)
さて、ワタクシこと1号が過去に軍団へ送った、内部告発並みの緊急連絡を発見いたしましたので、ここに掲載し、公にさせていただきます。筆者のライオンハートなレンアイモヨウ初公開です
注:
セレブ=軍団1号
キム艦長=筆者
昨夜のデキゴトを軍団に業務報告せねばなるまいと思いここに緊急連絡をさせていただきます。
昨晩、セレブが必死に仕事をしていると「かえるをひっくり返したような」キム艦長からの無理やりの誘いがあり、今宵セレブは我が邸宅にて家族と晩餐予定であったのだが、艦長直々に母へ以下メールが送られ、もはや断るすべもなくそのままにミミを引っつかまれ、サザエに連れられるカツオさながら、ヤキトリ屋にいざなわれたセレブであった・・・
御母堂殿
わたくし的には、おごる気はまったくござらんのであるが、
娘さまは連休中大ヒマぶっこいていたらしく、完全ワリカン
という事に相成りました。
キムマサオ
金正男かよ・・・(あとで母のメールをチェックしたところ本当にこのメールが届いており、さらにうちの母はこんな返事までしていた・・・)
『男もいないで暇にしていたかわいそうな娘ですから、おごってあげてください!よろしくお願いしますm(_ _)m』
ここで艦長に即座に配慮ができるのがセレブである。
「軍団5号を誘ってもよいですか?」と艦長にたずねたところ、0.5秒で「誘え!」という返事をもらった故、早速声をかけるも、5号はかなり多忙であったため少し遅れての参加にあいなった。
すると、セレブら他若手軍団の行動に終始目を光らせていると思われる『薄幸女優によく似た大奥御台所のオツボネ』が、ろくすっぽ仕事もないのにおせんべいをぼりぼりと食べて残業代を稼いでいるところにセレブと目があい、たぶん魔術をかけられたのだと思うが、気づいたときには
「センパイも一緒にいきますか?」
と誘ってしまっていた・・・
私のヤキトリ屋へ向かう足取りはさらに重くなったのは言うまでもない。
この下品なフタリとセレブでヤキトリ屋で飲みはじめ5号を待つこととなったわけだが、
「私ビールは苦いからサワーがいいんですけど・・・」
と小声で主張しても、
キム&ツボネ「おっ、ほなビール3つ!」
まったく無視・・・
「私はウズラはたれで食べたいんですけど・・・」
と小声で主張しても
キム&ツボネ「なにいっとるんや!ヤキトリはシオやでシオ!!」
とまったく受け入れてもらえず、案の定シオ味のウズラのタマゴはまったくうまくなく(太鼓判並みと思われる)、
「これってカンズメから出して、ただ塩ふって焼いただけやん・・・」
というシロモノであった。
これに関しては艦長もマケを認めていたので、私は心の中で小さくガッツポーズをした。
前置きが長くなったが、やっと5号の登場である。
するといままでの下品極まりない艦長の態度が豹変である。
えええ?! これは同一人物か?と思うくらいの豹変ぶりである。
甲斐甲斐しく5号の世話を焼く艦長に引き気味の5号・・・
不思議な構図である。
セレブは、艦長にわざと箸を落とされ、箸を拾っているあいだに目の前のトリワサが3秒ぐらいでなくなっていたりと数々のイヤガラセを受け何度ナミダをぬぐったことか!
散々、岩しょうを飲み倒した艦長が
「コイツらガンガンのみおって、もうないんか!どうせ5号も飲むやろ!も一本ボルトいれたるわ」
とさすが戦艦大和並みの大船(後に沈むことがポイントである)に乗った艦長という勢いで店のネーチャンに「ボルトもう1本」とたのむと、
「すみませんもうないんです」
というあっさりとした回答
しかし、そこで引き下がらないのが大日本帝国海軍艦長であると思い込んでいるゆえ、
「ほななんでもええから、ボルト持ってきて」
するとネーチャンはすかさず1升瓶の焼酎ボルトを持ってきたのだった。(案外商売上手である)
これには艦長も一瞬かなりたじろいでいたことをセレブは見逃さなかったのだが、横には5号がいるので、
「おおおう。。それでええわ」
とあっさり1升瓶をオーダー
かくして一升瓶を飲みはじめたのであるが、当然飲みきれるわけなく、そのままボルトキープとなった。
店のオバチャンにお名前を書いてくださいと言われたので、今こそ数々の恨み晴らさでおくべきか!とここぞとばかりに名前書きをかってでて、
赤いペンで大きく
『軍団』
と書いてまいりましたので
あの一升瓶はもうワシらのものや!
ちなみに横に「ム○フシ金メダル」とも書いてあるがそれはム○フシ○ージにも飲む権利があると言う意味ではない