号外 先週のわたくし | 昨夜のわたくし

号外 先週のわたくし

先週は来客が重なり、深夜3時・4時までの接待が続いた事既報の通りだが、読者諸兄より、先週の所業について、申し述べよとの意見が多い為、ここに申し述べてみたいと思う。

HowのEver、しかしのながら、ばってんのくさ、遠い昔の事であり、細部についてはまったく覚えていないので、コーラン風に(時系列は無視して)思い出した事を列挙していくこととする。


赤坂 なだ万本店 山茶花荘 にて一人五万円のコースを頂くが、初手からワインを飲まされ、小心者の筆者的にはガブ飲みさせて頂いた為、かなり初期の段階で既に記憶がない。断片的な会話はところどころ覚えているが、五万円のコースに関しては、近所の定食屋と同じ食し方(出たとたんに完食)をしたと思われ、味はまったくと言っていいほど覚えていない。ようやく覚えているのは、深夜2時過ぎに客を全員返し、自宅マンションまでたどりついたところで、猛烈な空腹感に襲われ、コンビニで

・調理パン x 2
・牛乳(500ml)


を購入して、完食/完飲した事だけである。なだ万の後、赤坂でカラオケを歌ったのはところどころ覚えているが、それは確か「リンダリンダ」だったと思われる。以下に、なだ万ホームページよりお言葉を引用するが、こんな事何ひとつ覚えちゃいねえ。


天保元年の創業以来、常により深く、豊かな味わいを追求し続けてきた“なだ万”
なだ万本店 山茶花荘は、そんな“なだ万”の要として、四季折々に、本格的な懐石料理をお届けしております。
江戸城外堀に囲まれた約一万坪の広大なホテルニューオータニ庭園。その閑静な日本庭園の中、緑に抱かれる数寄屋造りの瀟洒な建物は、日本建築の第一人者、故・村野藤吾先生の設計による傑作といわれ、源氏物語にちなんだ 花桐・葵・紫・藤・茜の各座敷には、都会の喧噪を忘れ、心からのくつろぎを感じていただきたい、との願いがこめられております。



当の筆者はまったく記憶にないのだが、どこかで「王様ゲーム」をやったらしい。そもそも筆者は、これまで「王様ゲーム」というものをやった事がなく(筆者は地方大学の体育会ラグビー部に所属していた為、学生時代に出席した合コンは、わずかに4回である。しかもうちのラグビー部は合コンには“よそ行きのジャージー”で登場する。今思えば、当然ねえちゃんはあきれかえり、場合によっては1時間ぐらいで、そそくさと逃げ去る。なんぼ20年前の名古屋でも、ジャージーはあかんやろ、という事には最近気づいた。)、なおかつ泥酔している為、その場で何が行われたのかは知らない。


何故か知らねど、4人でメッチャせっまいカラオケ・ボックスで歌っている場面が、記憶に残っている。午前3時頃だと思う。
しかもわたくしが歌っているのは「加藤隼戦闘隊」である。この歌は、途中で転調し、短調となるが、短調部分まで正確に歌える人は、戦後生まれではあまりおらず、実はこれは密かな筆者の自慢である


筆者の自宅マンションの入り口のドアに、鍵が二つ付いている事を発見した。ちょっとしたマンション自慢である
先週水曜日だったと思うが、3時とか4時に意識朦朧としながらなんとか自宅に帰り着き、鍵を開けようとしたところ、これが開かないのである。10分ぐらいガチャガチャやって、ようやく気づいたのであるが、筆者宅のドアは40cm ぐらいのドアノブの上下に同じような鍵穴があり、普段(というかそれまで知らなかったのであるが)筆者は、上の鍵穴しか使っていない。
泥酔していたので、間違って下の鍵をガチャガチャやっていたのであるが、上が閉まったままなので、開くわけないのである。
入居して5ヶ月もたってから二つ目の鍵に気づくのも、どうかと思うが、それ以上に正気に戻ってから考えると、夜中に泥酔して鍵をガチャガチャやってて通報されなくて良かったという事である。警察の事情聴取で、「すんません。下にも鍵があるなんて知りませんでした。」って、多分怒られんだろうな。